5Gが明暗を分ける!今買うべき株はAt&tかベライゾンか?

こんにちは。

日本でも5Gのサービスが始まり、みんなワクワクしていますよね。
5Gの導入でこれから世の中はますます変わっていきます。
もう10年後、20年後の世の中がまったく想像もできないですよね(笑)
子供たちが大人になったとき、今よりもっと便利で楽しい世の中になっていればいいですね。

さて、本日は5Gのサービスが広がる上で、今買うべき通信セクター銘柄「At&t」と「ベライゾン」を紹介したいと思います。

5G関連の株で、今後期待できると言われているものはたくさんありますが、私は長期投資を目的としているので、安定していない株は買わないことをルールにしています。特に個別銘柄への投資は連続増配を続けている優良株を中心にしています。
なので今回は5G関連企業の中で、安定したインカムゲインが見込めるAt&tとベライゾンを紹介したいと思います。

通信事業への投資の魅力

At&tとベライゾンはどちらも米国の通信サービス事業の最大手です。
そしてどちらも高配当株として人気の投資銘柄になっています。
今まさに5Gにサービスが移行していく中で、この2つの銘柄は魅力的な投資対象だと思います。

通信サービス事業は、「Wide moat(ワイドモート)」といって、競争優位性が高く、簡単には新しい企業が参入できない業界です。
これは通信設備を整備するためには、膨大な初期費用が掛かるという理由があるからです。
また、シェアを多く持つ企業ほど低価格でサービスを提供できるので、他の企業がこの価格競争に入るのが難しいということもあります。
競争優位性の高い企業株が長期保有には最適

日本でもドコモ、au、SoftBankなどの大手がシェアを独占しているように、米国の通信サービス事業も、At&t、ベライゾン、T-mobileなどがシェアを独占しています。
中でもAt&tとベライゾンは通信サービス事業の2強になっています。

なのでこの大手2社の銘柄は、インカムゲインを目的とした長期投資をしたい人にはとても魅力的な銘柄です。

両者は同じ通信サービス業界にいますが、戦略は大きく異なります。
2社の会社概要と戦略を見比べてみましょう。

At&t

電話の発明者のグラハム・ベルが立ち上げた会社。
早くから「Iot(Internet of Things)」というモノをネットにつなげるサービスに着目して研究を続けていて、コネクテッド・カー(ネットに繋がれた自動運転の車)の研究などにも注力している会社です。
近年はコンテンツビジネスの市場のシェア獲得のため、タイム・ワーナーとディレクTVを買収しました。
しかしディレクTVの価格が割高なことや、ワーナー・メディアがネットフリックスやディズニーとの価格競争に直面していることで、この事業は低迷している状態にあります。

ベライゾン

携帯電話事業では最も多くの顧客を抱えている企業です。
世界で初めて5Gの提供を始めた企業でもあります。セキュリティの提供にも力を入れている企業としても有名です。
ベライゾンも当初はAt&tと同じ戦略でヤフーやAOLを買収しましたが、現在はメディア関係への投資はやめて、5Gへの投資に重点を置いた戦略に変更しています。

こちらはAt&tとベライゾンの過去5年間の株価推移です。

At&tはディレクTVを買収後、事業が低迷して負債総額が膨らみました。
現在5G事業への投資で数千億ドルを費やしていることも、さらに負債を増やしている原因になっています。そのことが投資家の懸念材料になり、株価も低迷しています。
なので現在は投資先としてはベライゾンよりもリスクが高いと言われています。
しかし安定したキャッシュフローを持っているため、メディア関連の事業を売却すればまた安全な投資先として判断されるであろうとも言われています。
安定したキャッシュフローが長期投資の鍵

ベライゾンも同じように5G事業への投資で長期負債はありますが、メディア関連への投資をAt&tよりも早くやめたことで、長期負債はベライゾンの方が少なくなっていて、株価も上昇傾向にあります。

現在の状況を考えると、At&tよりもベライゾンの方が魅力的かと思いますが、これから始まる5Gの移行で今後はどうなるかわかりません。
At&tが米国における通信サービス業界の最大手であることには変わりありません。
長期保有することを考えれば、株価が下がっている今が買い時という判断もできます。

At&tとベライゾンの配当金

At&tもベライゾンもどちらも高い配当利回りがあります。
2020年9月29日現在の配当金は以下のようになっています。

At&tベライゾン
配当利回り7.38%4.14%
配当金$2.08$2.46
増配率(3年)6.25%6.60%
配当性向58.26%51.1%
増配年数36年13年

At&tはかなり高い配当利回りがあることがわかります。
ベライゾンも長い間4%を超える配当を続けています。
どちらも安定した配当利回りが続いていることは間違いないです。

3年間の増配率も6%を超えているので、平均値を超えています。

増配年数はベライゾンが13年で、At&tは36年となっているので、At&tは25年以上配当を続ける「配当貴族銘柄」であることがわかります。
一度「配当貴族銘柄」になると、その後減配する可能性は低いと言われているので、今後も増配を続ける可能性は高いです。

配当性向とは、「配当金支払い総額÷当期純利益×100」で求められる割合です。
この数字によって、その企業の配当に対する姿勢がわかります。
配当性向は、高ければいいというわけではありません。配当性向が高すぎる企業は、その後減配する可能性が高くあります。現在はAt&tもベライゾンも50%代なので、それほど減配の心配はないと思います。

どちらもすぐに減配や無配になることは考えにくく、安定した配当金が見込めるので、インカムゲインを目的とした長期投資に向いていることがわかります。

まとめ

・高い参入障壁がある通信サービズ業界への投資は長期投資に向いている
・At&tもベライゾンも高い配当利回りがあり、連続増配を続けている
・今後5Gサービスで利益の増加が見込める

このような理由から、At&tやベライゾンへの長期投資は魅力的だと思います。
自分のポートフォリオに入れることも是非検討してみてください。

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投稿者: Hiroko mama

カリフォルニアで夫と3人の息子と暮らしています。 早期リタイアのために米国株式投資で資産形成を始めました。 金融リテラシーを高めるために日々勉強中です。

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