借金が経済を活性化させる!知っておくべきお金の本当の仕組み

子どもの「お金って何?」という疑問に答えるには、お金の「歴史」と「仕組み」を知っている必要があります。
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今回は「お金の仕組み」についてお話したいと思います。

普段毎日使っているお金ですが、大人でもお金の仕組みを理解していない人や勘違いしている人はたくさんいます。
子供にお金の教育をする上で、親がお金の仕組みについての知識を持っていることは大前提です。
是非最後までブログを読んでお金についての理解を深めていってください。

ー目次ー

・銀行が作る「クレジット」という数字のお金
・お金の本当の仕組み
・お金持ちは「良い借金」をしている!

銀行が作るクレジットという
「数字のお金」

クレジットってどんなお金?

「紙幣のお金」以外にも「数字のお金」というものがあります。
「数字のお金」とは、皆さんが日ごろ使っているクレジットカードでお買い物をしたときなどに動いているお金のことです。
「クレジット」とは日本語では「信用」という意味になります。

実際には世の中のほとんどのお金はこの「クレジット」で作られているのですが、一体だれがこのお金を作っているのでしょうか?

答えは「銀行」です。
この「銀行」は、紙幣を発行している「中央銀行(日銀)」ではなく、皆さんが普段利用している一般の銀行です。
紙幣を発行できない一般の銀行は、一体どのようにしてクレジットでお金を生み出しているのでしょうか?

クレジットは銀行が作る「数字のお金」

ほとんどの人が一度は銀行からお金を借りたことがあると思います。
住宅ローンや事業ローン、カードローンなど、さまざまなローンがあります。
これは、「何かモノやサービスを購入したいけれど現金がない」という時に、銀行を通して未来の自分からお金を借りるという仕組みですよね。

このように皆さんがローンを組んだ時、実はその瞬間に新しくお金が生まれているんです。

どういうことかというと、銀行からお金を借りると通帳残高が増えますよね。
これを、「他の人が預けた預金の中から銀行がお金を貸してくれている」と思っている方も多いですが、この考え方は正しいようで、実際には正しくありません。

この一連の流れでは実際にお金が動いているわけではなく、ただ口座の残高を示す「数字」を銀行が増やしているだけだからです。
つまりみなさんがお金を借りた時に、民間の銀行がその瞬間に新しいお金を作っていることになります。

このように、お金を借りたい人が金融機関からお金を借りると、その瞬間に新しいお金が生まれます。
借りたい人にきちんと返済ができるという「信用」があり、貸す側の金融機関に貸すことによるメリットがあれば世の中のお金の量は増えることになります。

そしてお金が増えると支出も増えていきますよね。
その支出は同時に誰かの収入になります。クレジットカードがある現代では、借金をしてお金をたくさん使うことで、だれかの収入を増やし、その人がまた増えた収入で支出をし、、、というようにどんどん経済を活性化するという循環が起こります。

逆にお金を使わずに貯金をすることは、世の中にお金が回らなくなってしまう原因になります。もちろん貯金はとても大切ですが、過剰な貯金は美徳ではないということが理解できると思います。
そして自分自身の将来のためにもならないので、必要最低限のお金を貯金できればあとは投資などで「資産」を増やすためにお金を使うことが賢明です。
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現代の取引きの93%はクレジットで行われている

世の中のモノやサービスの取引きのほとんどが「現金」ではなく「信用」で行われています。
普段クレジットカードを使って買い物をすることも、「信用」を使って借金をしているということになります。
世の中に存在する「お金」を100とすると、「現金」は7、「クレジット(信用)」が93くらいの割合になります。ほとんどの取引きが「現金」ではなく「信用」で行われていることがわかります。

個人間の買い物だけではなく、企業間の取引なども「信用」を使って行われます。
この「信用」が高いほどたくさんのお金をつくりだせることになります。
クレジットカードの限度額がその例です。
収入や預金額や仕事などをベースにした「信用の大きさ」によって判断されます。

一見複雑に見える経済の動きも、この「信用」が何なのかを理解することで分かりやすくなります。

現代ではこの「信用」、つまり「借金」をベースにして売買が行われています。

お金の本当の仕組み

「借金」が経済を活性化する

経済は「借金」によって活性化するという仕組みがあります。
どういうことかというと、給料が上がるとその人の「信用」が上がりたくさんお金を借りられるようになります。
すると銀行はよりお金を貸してくれるようになり、借りた人はより多くのモノやサービスを買う事ができるようになります。
たくさんの売買が行われると、経済は活性化します。

経済は一人ひとりの取引きの集合体なので、一人ひとりの「信用」が増えると売買が増え、企業の「信用」が増えると取引きが増え、その結果、経済が活性化していきます。
「信用」からなる「借金」によって経済はどんどん活性化する、これがお金の仕組みです。

金利ってなに?

「金利」というのはお金を借りる側が、借りたお金に追加して支払う金額の割合のことをさします。つまりお金を借りる時の利子の割合です。
中央銀行は金利を上げ下げすることで、みんなが借金できる量、借金しやすい金額を調整しています。
金利が下がると借金はしやすくなりますし、金利が上がれば借金はしにくくなります。

「借金」が増えるとインフレが起こる?

ではみんなが借金をしまくればいいのかというと、そうでもありません。
借金の量が増えすぎると、世の中のお金の量が増えてしまい、インフレが起きます。
インフレとは物価が上がり、お金の価値が下がることを言います。

世の中に出回るお金の量が増えすぎると、売られているモノやサービスに対してお金の量が多くなりすぎ、モノやサービスの値段が上がっていきます。
もしくは需要と供給のバランスが崩れてインフレが起こることもあります。
需要と供給のバランスが崩れた時もモノの値段は上がります。

長期的にみると、インフレは確実に起こっていることがわかっています。
今から約60年前の昭和30年の100円には、現在の1,000円の価値がありました。
モノの値段が上がり、お金の価値は約60年で10分の1になっているということです。
例えば60年前に銀行に100万円貯金していたとします。
当時はその100万円に現在でいうところの1,000万円の価値があり、老後の資金にしようと考えていたとしても、お金の価値が下がった現在では100万円では老後に使うお金としては不十分な金額になってしまう、ということになります。

インフレは短期的に急激に進行することもあります。
資産を全額銀行に貯金することにはとてもリスクがあるということが良くわかると思います。

インフレが起きた後はデフレ?

インフレになると金利を上げてお金を借りにくくしたり、政府が増税して消費や投資の活動を抑えるという方法をとることができます。

その結果、収入が減り、支出が減り、人がモノやサービスにお金を使わなくなります。
すると市場にモノが余る状態になり、モノの値段が下がります
この状態をデフレといいます。

お金もちは「良い借金」をしている!

ストップ!借りすぎ!

さきほど借金は経済を活性化するといいましたが、借りすぎて返済できなくなると今度は経済が低迷していきます

個人でも借金をしすぎて返済できなくなった場合、破産しますし、企業ならば倒産しますよね。
国の借金は増えすぎると、どうなるのでしょうか?
日本のように、自国民からお金を借りている国は、税金を急激に上げたり、インフレを意図的に起こすような政策をしなければいけなくなります。
このような政策をして苦しむのは、資産を全額貯金をしている人や年金暮らしの高齢者です。

そして社会全体が返済できないほどの借金を抱えてしまうとクラッシュが起きます。
すると政府は経済を支えるために金利を下げるなどの政策で経済全体に流通するお金の量を増やします。
するとまた景気がよくなり借金する人が増えていきます。
ですがまた借金が増えすぎてクラッシュが起きる、、、ということを延々と続けて現在に至っています。

クラッシュが起きると、土地や不動産の価値が暴落し、銀行から借りたお金は回収不可能になり、倒産する金融機関や保険会社が出てきます。
個人では収入が減り、ローンの返済ができなくなる人が増えます。
住宅ローンや普段から浪費や生活の支出を借金をしている(クレジットカードの支払いに頼っている)人にとっては苦しい状況になります。
しかしこのような状況は「悪い借金」がない人達にとっては不動産などの購入で資産を増やすチャンスでもあります。

「良い借金」で資産を増やそう!

「どうせ返せなくなるなら借金はやっぱりしない方がいい、、、」と言う気がしてきますが、そんなことはありません。
というのも、借金には「良い借金」と「悪い借金」があります
見栄のために高級車を買ったり、毎月の返済に追われるような無理なローンを組んで家を買ってしまうと、いつか返せない時が来てしまいます。
借金が収入を超えてしまい、返済の負担だけが大きくなるような借金は「悪い借金」です。

では反対に「良い借金」とはどのような借金でしょうか?
例えば同じように「借金をして車を買う」でも、その車を使って宅配サービスなどのビジネスを行う場合は「良い借金」になります。
ビジネスによって収益が出た場合、収入が向上していきます。そうすれば借金を返済しても利益がでることになります。
このように、ビジネスを行うための借金はのちに「資産」を生み出すものなので、「良い借金」になります。

お金を効率的に生み出すためには「良い借金」していく必要があります
お金持ちの人達は、この「良い借金」をどんどんしていき、「資産」を増やしていきます。「資産」が増えると「信用」が増えて、さらにたくさんの「良い借金」ができるようになります。
お金持ちの人達はこうやって「良い借金」を使ってどんどん自分の「資産」を増やしていっています。

反対にお金持ちでない人は、無駄な浪費や普段の生活で贅沢をするために、「悪い借金」を繰り返して「資産」ではなく「負債」をどんどん増やしていっています。
浪費や普段の生活の支出のために借金をすることは、お金持ちから一番遠ざかる人の行動です。
どんなに一生懸命に働いても、浪費や消費だけを繰り返していればお金を増やすことはできません。
また、単に貯金だけしている人もインフレによって時間とともにお金の価値がどんどん減っていきます。
なので「良い借金」をして自分のビジネスに投資したり、無駄な浪費や過度な貯金をやめて不動産や株式への投資を是非始めてみてください。
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以上が親が知っておくべき「お金の仕組み」です。

このようなお金の仕組みの基礎を理解していると、テレビやネットなどのニュースに対する理解度が大きく違ってくると思います。
日常で飛び込んでくるニュースの視点も大きく変わってくると思います。
親が社会や経済に対して関心を持っていれば、自然と子供も同じことに関心を持つようになります。

自分や家族の将来のために、お金の勉強を続けていきましょう。

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投稿者: Hiroko mama

カリフォルニアで夫と3人の息子と暮らしています。 早期リタイアのために米国株式投資で資産形成を始めました。 金融リテラシーを高めるために日々勉強中です。

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