ビル・ゲイツも子供にしている「チャリティー」というお金の教育

こんにちは。

本日は子供にとって大切な「お金の教育」の一つ「charity(慈善活動)」についてお話したいと思います。

日本では「人に親切にする」や「困っている人がいたら助ける」などの道徳として親が子供に慈善活動やボランティア活動について教えることがありますよね。
しかし具体的な方法を実践して教えている家庭は少ないのではないかと思います。学校でも慈善活動について学ぶ機会はほぼ無いですよね。

「慈善活動」は「お金の教育」の中でも、とても大切な項目だと私は思っています。
「稼ぐ」ことを教えることが「お金の教育」ではなく、お金に結び付くすべてのことをお金を通して子供に教えるのが「お金の教育」だと思うからです。

前回のブログでもお話した、成功者の多いユダヤ教の人たちには「ツェダカ」と呼ばれる慈善教育があり、小さいころから当たり前のように「charity(慈善活動)」について学んでいます。

ユダヤ人は「お金に対してシビア」というイメージを持っている人も多いと思いますが、ユダヤ教では貧しい人達への寄付は義務だと考えられています。
実際に彼らは自分たちの収入の10%を寄付するということを当たり前に行っています。

アメリカでも、この「チャリティー」についての教育が家庭で行われています。特に富裕層の人たちは子供たちにこの大切さをしっかりと教えています。

ビル・ゲイツが家庭で教える
「チャリティー」

お小遣いの3分の1を寄付する

ビル・ゲイツの家庭では、子供たちのお小遣いは週一回で、その3分の1を寄付するというルールがあるそうです。
子供からすれば3分の1を寄付するって大変なことですよね。
しかし彼らはこれを習慣として子供たちに身につけさせています。
もし寄付することによってほしいものが買えなくなっても、お誕生日かクリスマスまで待たせていたそうです。

以前アメリカのテレビ番組で奥様のメリンダ・ゲイツが司会者からこんな質問をされていました。
「子供が ”おもちゃを買って” と言ってだだをこねた時どうしていたの?あなたたちは世界で一番お金持ちだから、普通のお母さんみたいに ”お金がないから買えない” っていう言い訳はできないでしょ?」と聞かれていました。
その時メリンダさんは ”just because you can, it doesn’t mean you should.”(買えるからといって、買わなければいけないわけではない) と子供たちに教えていたと答えていました。
私は彼女のインタビューを見て、お金のあるないに関わらずお金の価値についてはきちんと親が教えるべきなんだなと改めて思いました。

世界中の人の暮らしを見せる

世界中に旅行に連れて行って、彼らの恵まれた世界とは違う世界があるということを子供のころから教えていたそうです。
彼らの恵まれた世界というのは、「お金持ち」ということではなく、「アメリカに生まれた」ということです。アメリカに生まれているという時点で恵まれているということを小さいころから子供たちに教えていたそうです。

ビル・ゲイツと奥さんのメリンダ・ゲイツは、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」という慈善団体を持っているので、子供たちにもその活動に参加させ、子供たちが貯めたお金をどこに寄付するかを一緒に話して決めていたそうです。

一般家庭では実際に現地に連れていくというのはなかなか難しいですが、ネットやパンフレットで子供たちに説明することは私たちでもできますよね。

チャリティ活動で子供が得るもの

“generosity” (寛大さ)を育む

「他人を自分よりも優先する」という発想を子供のころに育むことはとても重要です。
子供のころにそのような力を育んだ子供は、将来「寛大さ、積極性、忍耐力」を持つ人になります。
このような能力を「非認知能力」といい、(逆に理解力や計算力などの知的能力を「認知能力」といいます。)これからの時代は「認知能力」が高い人よりも「非認知能力」が高い人の方が社会で活躍できると言われています。そしてこの非認知能力は幼少期の「環境」で育まれると言われています。
お子様のいる方は、勉強やスポーツなどの能力を伸ばすことと同じように”generosity” (寛大さ)を育むことの重要性も考えてみてください。

与えることで幸福感が高まる

心理学では「お金を自分のために使うよりも他人のために使う方が、その人の幸福感が高まる」と言われています。これは使う金額には関係がないそうです。
この心理は幼児でも当てはまり、お金に限らず、人に何かを「与える」ことで幸福感が高まるそうです。
子供にそのような行動をさせるためには、まず親がチャリティー活動をしたり、他人に何かを「与える」行動を子供に見せる必要があります。
その時に、お子様に「ママは今とっても幸せな気持ちになれたよ」など、人に何かを「与えた」時の気持ちを教えてあげてください。そしてお子様自身がチャリティーを行った時に、「どんな気持ちがした?」と聞いてみてください。

世界で起きている問題を知る

私自身がそうですが、寄付先を探す際、まずどんなことで困っている人達がいるのかということを調べます。そこで今まで知らなかった問題などを理解することがたくさんあります。
子供たちにも自分とは違った生活をしている人達がいるということを学ぶ機会になると思います。

子供と一緒にチャリティー活動を
はじめよう

「寛大さ」や「共感」は人が成長とともに身に着ける能力の一つです。

3歳から5歳は「共感」が芽生える年齢なので、より具体的な行動を教えてあげるのに適した年齢です。
私の息子の通う米国の学校では、ホリデイシーズンに小児病棟で入院している子供たちに、おもちゃや本などを届けるという活動があります。
実際に病院に行って届けるのは先生方ですが、子供と一緒におもちゃや本を買いに行き、ラッピングして先生に渡すというのはチャリティー活動について学ぶとてもいい機会だと思います。

実際にチャリティー活動をしている場所を訪問できなくても、ネットなどで写真を見せて「このように困っている人達がいるんだよ」ということを子供たちに教えてあげると、子供もより理解しやすくなります。

10代の子供たちだと、グループで活動するチャリティーに参加することもできます。
ネットを使ってどんな団体に寄付したり、活動に参加するかと一緒に考えるのが良いと思います。

大切なのは金額ではなく行動すること

チャリティに参加することに多額の費用は必要ありません。
自分の経済状況を理由にチャリティーに参加しない親を見て育った子供は、同じような考えを持つようになります。
もし子供に「寛大さ」を持ってほしいと思うなら、まず親が行動を起こすことが大切だと思います。

是非「お金の教育」の一つとして、お子様と一緒に「チャリティー」をはじめてみてください。

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投稿者: Hiroko mama

カリフォルニアで夫と3人の息子と暮らしています。 早期リタイアのために米国株式投資で資産形成を始めました。 金融リテラシーを高めるために日々勉強中です。

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